2026.10.22
商品写真は、納品したその先で、どう使われる?|使う人に合わせた撮影と納品の考え方

商品撮影では、撮影した写真を「どこで使うのか」を事前に伺っています。
ECサイトなのか、SNSなのか、広告や店頭のPOPなのか。
でも、実際にお話を伺っていると、
使用する媒体だけでなく、「誰がその写真を使うのか」も大切だと感じています。
商品写真は、一度の撮影で終わらず、その後も長く使っていただけることがあります。
だからこそ、撮影した写真が、納品後も使いやすいことを大切にしています。
今回は、そんな視点から、撮影と納品についてお伝えします。
■ 同じECサイト用でも、使う人によって必要な写真は変わります
例えば、ECサイトに掲載する商品写真。
デザインを担当する方がいる場合は、文字を入れたり、
レイアウトを調整したりできるように、少し余白のある写真が使いやすいことがあります。
一方で、複数の業務を抱えた担当者様がご自身でECサイトに写真を掲載する場合は、
あらかじめ指定の比率にトリミングされた写真のほうが、すぐに使えて便利なこともあります。
例えば、正方形(1:1)での納品などです。
同じ「ECサイト用の写真」でも、その後の作業によって、使いやすい形は少しずつ違います。
だからこそ、写真の用途とあわせて、納品後どなたが、どのような立場で
使われるのかも可能なかぎり確認するようにしています。
■ 撮影前に、使い道が広がることもあります
最初は「ECサイト用の写真を撮りたい」というご相談でも、
「できれば店頭のPOPにも使えたらうれしい」
「LPにも使える写真があるといい」
といったお話が、出てくることもあります。
そんなときは、撮影前に分かる範囲で用途を確認し、
必要な写真の向きや余白、構図なども考えます。
まずは主な用途を決めつつ、
ほかにも使いたい場面があれば共有していただけると、撮影の選択肢も広がります。
ただし、媒体によって適した写真の構図やスタイリングは異なります。
すべての用途を一度の撮影でまかなえるわけではないため、
必要な内容に合わせて撮影方法やお見積りをご相談しています。
■ 写真を見て、追加の希望が出てくることもあります
実際に、撮影した写真を気に入っていただき、
当初予定していた用途に加えて、SNSでも使いたいとご相談いただいたこともあります。
写真を見たことで、使い方のイメージがより明確になり、新しい使い道が見えてくることもあるのだと思います。
すでに撮影した写真の中から追加で納品できる場合もあれば、新たな撮影が必要になる場合もあります。
追加の内容によっては別途費用がかかることもあるため、その都度、対応できる範囲や進め方をご相談しています。
■ 納品後の使いやすさも、大切にしたい
写真をきれいに仕上げることは、もちろん大切です。
それと同じくらい、納品された写真が、その後の仕事の中で使いやすいことも大切にしたいと思っています。
デザイナーの方が自由にレイアウトできる写真。
担当者様がそのままECサイトに掲載できる写真。
使う方の仕事や状況によって、喜ばれる納品の形も違います。
私が撮影の前に用途を伺うのは、写真を撮るためだけではなく、その先で使っていただくことも考えたいからです。
■ まとめ
商品写真は、撮影して納品したあと、さまざまな場所で使われていきます。
だからこそ、「どこで使うか」だけでなく、「誰が、どのように使うか」も大切にしたいと考えています。
最初からすべてが決まっていなくても大丈夫です。
分かっていることを共有していただきながら、必要な写真や納品の形を一緒に考えていけたらと思います。
撮影した写真が、担当者様にとっても、その先のお客様にとっても、使いやすく、伝わりやすいものになるように。
10月は、商品の魅力、届ける相手、そして納品後の使い方について、お伝えしました。
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