2026.07.29
写真を撮る前に、一緒に整理すること|商品撮影の進め方

「撮影日までに、こちらで準備しておくことはありますか?」
ご相談いただく担当者さまから、そんなお声をいただくことがあります。
商品撮影は、撮影当日だけで完結するものではありません。
実際に写真の仕上がりを大きく左右するのは、
撮影当日よりも前の、方向性を整理する時間だったりします。
私は撮影前のお打ち合わせを、「準備」ではなく、
写真の方向性を一緒に考える時間だと考えています。
■ 同じ商品でも、必要な写真は変わります
例えば、
ECサイトで使う写真なのか。
LPでブランドの世界観を伝える写真なのか。
SNS広告で目を止めてもらうための写真なのか。
目的によって、
必要なカットや、
構図も、
見せ方も変わります。
撮影前に、
「この写真で何を一番伝えたいのか」
を一緒に見極めることも大切にしています。
■ お打ち合わせでお聞きしていること
・撮影の目的
・最終納期はいつまでか
・商品の特徴や開発背景
・どんな方に届けたいのか
・写真をどこで使用する予定なのか
・参考にしているイメージがあるか
すべてが決まっている必要はありません。
お話を伺いながら、優先順位の確認しご提案もいたします。
■ 「まだ決まっていない」状態でも大丈夫です
実際には、
「イメージがまだ固まっていません。」
という状態でご相談いただくことも少なくありません。
商品数が多いECサイト撮影なのか。
1商品のキービジュアルを丁寧につくる撮影なのか。
コンセプトカラーやキーワードは決まっていても、
写真として思い描くと、どこかしっくりこない。
そんなご相談もいただきます。
また、毎日商品に向き合っているご担当者さまほど、
その魅力が「当たり前」になっていることもあります。
お話を伺う中で、「〇〇がとても魅力的です。もしかするとそこは響く強みかもしれません」
とお伝えすると、「言われてみると、そうかもしれません」と一緒に気付いていくことで
撮影のイメージが固まっていくこともあります。
お預かり撮影では、できること、できないことも明確にお伝えしています。
立ち会い撮影に変更することもあります。
■ 打ち合わせの形について
基本はZoomで行っていますが、
お電話やメールでも対応しています。
資料がある場合は、メールで共有いただき、
その内容を確認しながら進めています。
二回目以降のご依頼では、
前回の内容をもとに、今回の差分だけを確認する形で進められます。
クライアント様によって柔軟に対応しています。
■ 撮影前の時間が、その後の写真を支えます
撮影は、
シャッターを切る前から始まっています。
事前に方向性が決まると、
必要なカットが明確になり、撮影当日も迷いなく進められます。
その結果、ECサイト用、LP用、広告用など、
それぞれの目的に合ったカットを、まとめて効率よく揃えられます。
■ 最後に
撮影は多忙な担当者さまのご負担も大きいものだと思っています。
商品の魅力や目的を整理し、
「この一枚で何を伝えるか」を一緒に固めていくことで、迷いも減っていきます。
まだ方向性が固まっていない段階でも大丈夫です。
撮影前の時間も含めて、一緒に形にしていけたら嬉しく思います。
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Food Photographer Aki