2026.05.11

新商品発売前に決めておきたい「写真リスト」|撮影前に整理すべきポイント


新商品やリニューアル商品の撮影をご相談いただく際、
撮影内容や必要カットが事前にしっかり決まっている場合もありますが、

・LP公開に向けて急遽写真が必要になった
・発売日が決まっていて納品まで時間がない
・まず何を優先すべきか整理できていない

というケースも少なくありません。

このような時こそ、
「何を優先して撮るか」を最初に整理しておくことで、

・必要な写真が足りない
・使いたい場面で使えない
・撮り直しや追加撮影が発生する

といったリスクを減らしやすくなります。

商品撮影は、
「撮ること」より前に、

“何を、どこで、どう使うか”

を整理しておくことが重要です。

今回は、新商品・リニューアル商品の発売前に整理しておきたい
「基本の写真リスト」についてまとめます。


■まず考えるべきは「どこで使うか」

写真リストを考える前に、最低限整理しておきたいのが以下の3点です。

・どこで使うのか(LP/EC/SNS/広告/店舗印刷用など)
・誰に届けたいのか
・何を一番伝えたいのか

ここが曖昧なまま進めてしまうと、
途中で方向性がブレやすくなります。

特に最近は、

「まずLP公開を優先したい」
「ECサイト用を最優先にし、SNS運用は後から整えたい」

というケースも多く、
媒体ごとに必要な写真の役割が異なります。


■基本となる写真リスト(6つ)

商品単体、キービジュアル、素材訴求、SNS用など、
撮影前に整理しておきたい基本カットがあります。

撮影でまず押さえておきたいのは、以下の6つです。

どこで使うかによって必要な写真は変わりますが、
最初に「基本の型」を整理しておくだけでも、撮影時の迷いを減らしやすくなります。

① キービジュアル

ブランドや商品の世界観を象徴する1枚。

LPやトップ画像、広告などで使用されることが多く、
商品の第一印象を決める重要なカットです。

② 商品単体カット

パッケージや形状が正確に伝わる写真。
ECサイトや商品一覧、販売ページなどで使用される基本カットです。

③ 中身・素材訴求カット

断面や素材感、美味しさや質感を伝えるカット。
商品の魅力や「選ばれる理由」を視覚的に補足します。

④ 使用シーン(ライフスタイル)

実際の食べ方や使用シーンを伝える写真。
購入後のイメージを具体化しやすくなります。

⑤ 比較・バリエーション

サイズ違いやシリーズ展開など。
商品の違いや選びやすさを伝える役割があります。

⑥ 補足・安心感カット

配送状態、ギフト包装、パッケージ裏面、成分表示、手元カットなど。
情報補完だけでなく、誠実さや安心感にもつながる部分です。


■撮影カットは「優先順位」を決めておく

限られた時間や予算の中で、
確実に必要な素材を押さえるためには、事前の優先順位整理が重要です。

例えば、

A:絶対必要なカット

・商品単体
・パッケージ
・商品キービジュアル

B:バリエーション

・寄り/引き
・別角度
・パーツアップ

C:イメージカット

・ライフシーン
・ブランド世界観カット

というように整理しておくと、
撮影時の判断がしやすくなります。

実際には、

・媒体ごとに役割が違う
・優先順位が異なる

ため、すべてを一度に詰め込みすぎると、
結果的にどの媒体でも“少し使いづらい写真”になってしまうケースもあります。


■写真は「あとから使いやすい設計」が大切

撮影した写真は、

・LP
・ECサイト
・SNS
・広告

など、複数媒体で使われることが多くあります。

そのため、

・トリミングしやすい構図
・横/正方形どちらにも対応しやすい設計
・文字入れしやすい余白

など、“あとから展開しやすい状態”を意識して撮影しておくことも重要です。

写真は撮って終わりではなく、
「どう使われるか」まで考えて設計することで、長く活用しやすくなります。


■最後に

新商品撮影で失敗しないためには、

「何を撮るか」より前に、
「どう使うか」を整理しておくことが重要です。

当方では、撮影前に

・必要な写真の整理
・優先順位の設計
・無理のない撮影構成

からご相談いただけます。
「何を撮ればいいか分からない」という段階でも問題ありません。

まずは、現状をそのままお聞かせください。

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Food photographer / Food visual partner Aki
Akiko Hattori



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